ワクチンの超低温での輸送・保管が電源なしで実現できる、
BioBox Freezer(バイオボックス フリーザー)
定温輸送容器製造メーカーの株式会社スギヤマゲンは-70℃以下を約12 日間保持できる「BioBox Freezer」(ドライアイス対応超高性能断熱ボックス)を開発しました。
<発売予定> 2021 年2 月
<背景>
新型コロナウイルスのワクチンは-70℃の超低温管理を求められます。
ワクチンの供給量に対し、超低温対応のフリーザーは数量に限りがあり、ほとんどのクリニック等ではお見かけしないのが現状です。
「ワクチン接種現場での-70℃保管を実現します」
角型ドライアイス20kg 投入し-70℃以下を約12 日間保持が可能
・ディープフリーザーの調達困難が予測されます。
⇒ディープフリーザー代替として使用可能(低コスト)
・ビーズドライ(粒状ドライアイス)の調達困難が予測されます。
⇒調達のしやすい角型ドライアイスで-70℃以下を対応可能
<構造>
マイクロポーラス状ヒュームドシリカ芯材の次世代真空断熱材を搭載し、独自の特許構造にて限りなく熱伝導を抑え込み、さらにボックス外装生地内部にはナノサイズの細孔を持つエアロゲルコーティング生地を内蔵し、断熱層の厚さを維持したまま断熱性能を向上させることに成功。
内部構造は熱伝導性の高いアルミ素材をバランス良く組み込むことで、ドライアイス昇華温度-78℃がボックス内部隅々に行き渡る設計。
温度ムラを解消し、無電源ディープフリーザーとして期待される。
>>詳細リーフレット(PDF)
仕様
外寸 | 560x440xH430mm |
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内寸 | 400x285xH285mm |
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ワクチン保管室寸法 | 265x130xH250mm 8.6L |
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付属品 | ファイザーワクチン用 アルミ仕切り |
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※ファイザーワクチン最小流通単位である195バイアル(975回摂種分)サイズへ変更予定
<オプション>
デルタトラック社 Model 40555
超低温フリーザー用温度データロガー(-100℃〜+40℃)