- 2012-03-30 (金) 17:57
- 営業のつぶやき
学生諸氏は春休み。
当然、一部を除いて登校することはないだろう。
故に朝の電車はその分空く筈。
ところが、武蔵野線はそうはいかない。
原因は某カルト教団の信者達である。
彼らは通勤ラッシュで混雑している時間帯を狙い、自らの身体を満員以上に乗り込んでいる車両に押し込む。
時には年端もいかない子供達をも巻き込み、その効果を増加させる。
また、全国各地からマイカーで駆け付け、集会場周辺の高速道、あるいは一般道に未曽有の大渋滞を発生させることによってこれから仕事に向かう者、あるいは既に仕事を始めているドライバー達の心を完膚なきまでに叩き折る。
ある意味、目的を完遂するために自らを犠牲にする、その精神と行動は「自爆テロ」呼ぶに相応しい行為である。
こうして「聖地」と呼ばれる集会場に到着した信者達は「入場料」という名目のお布施を支払う。
開門前に到着する信者は数百人以上。
彼らの一部の者は開門と同時に「全力疾走」と言う名の修行を始める。
ただ、この修行は信者が選択できるようである。
「全力疾走」を行わなかった信者はその大半が「行列」と言う名の苦行に挑む。
驚くべき事に彼らは2時間から3時間にも及ぶこの苦行に笑みを湛えながら挑むのである。
その先に素晴らしい「夢」が待っていると信じ込まされているためであろう。
恐るべきマインドコントロールである。
もっとも地獄の沙汰も金次第というように、教団に一定額の寄付をすればこの苦行は回避できるらしいが。
こうして朝から修行を続けた信者にとって至福の時が訪れるのは夕方近くなってから。
教祖との接見である。
パレードと呼ばれるこの儀式にはこの教団に君臨する教祖達が信者の前に姿を現す。
そう、教祖は一人ではないのである。
そして「ヒト」でもない。
教祖は鼠であったり、家鴨であったり、熊であったりするいわば異形の者達なのである。
それら異形の者達は信者に手を振る。
すると信者はこの上ないほどの幸せを感じるというが、傍から見れば極めて異様な光景である。
鼠に手を振られたヒトが恍惚の表情を浮かべるのである。
一体、どこまで洗脳されているのか…。
彼らの暴挙は陽が沈んだ後も終わらない。
夜毎に「花火」と称したミサイルを打ち上げるのである。
まるでどこかの国のようである。
もっとも、そのほとんど全てが粗悪品であるため、打ち上げ直後に信者達の頭上で炸裂し、周辺への被害は報告されていない。
しかしながら、数キロ先まで届くその爆音に周辺住民は毎晩恐怖に恐れおののいていることだろう。
こうして丸一日に及ぶ修行を終えた信者達は、先を争って「キャラクターグッズ」と言う名の幸福の壺を買い求め、家路に着く。
無論、朝と同様の自爆テロを繰り広げつつ、である。
まぁ、何が言いたいかと言えば
「お前らの御蔭で通勤が大変だ」って事である。
PS.この記事に悪意があると感じた人。あなたの感覚は正常です(笑)。
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