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2011-10

【長野県松本市】 学校給食で放射線測定 ウクライナ基準を採用

中日新聞

 東京電力福島第一原発事故の影響で農作物が放射性物質に汚染された可能性があるとして、松本市教育委員会は3日、市内4カ所の学校給食センターで、給食用食材の放射性物質の測定を始めた。給食用食材の検査は県内の自治体で初めて。当面の間、汚染が懸念される地域の農作物を対象に毎日測定する。

◆県内自治体で初、当面は毎日測定
 納品時に食材の一部を対象に実施する。「サーベイメーター」と呼ばれる放射線測定機を食材に当てて計測。東北や北関東などの農作物が対象で、西日本産や食材の8割を占める県内産は検査しない。

 食品を対象にした国の暫定基準値は1キロ当たり500ベクレルだが、松本市教委はチェルノブイリ原発事故の汚染地となったウクライナの基準である1キロ当たり40ベクレルを採用した。

 この日は午前7時すぎから、西部(野溝西)、東部(原)、梓川(梓川梓)、波田(波田)の4カ所の学校給食センターで一斉に検査。

 市内の小、中学校38校、約1万9900人分の食材をチェックした。

 このうち、東部学校給食センターでは、センターの担当者が測定機で群馬産のキュウリ1箱を調べた。異常な数値は確認できなかったため、給食用として使うことを決めた。

 学校給食課の担当者は「給食で使用される食材の産地を市のホームページで公表しているが、保護者から放射能汚染を懸念する声があった。子どもの安全安心のために検査を続けていきたい」と話している。 (出来田敬司)

【神奈川県横須賀市】 学校給食の放射線量を測定します

学校給食の放射線量を測定します

1..測定方法等学
校給食の食材(事前)と提供食(事後)の放射線量を民間検査機関に委託してゲルマニウム半導体検出器により測定し、結果を市ホームページで公表します。

(1)給食食材の測定後期の学校給食で使用する食材について、10月から2月まで月1回、3品目ずつサンプリングし、測定します。

第1回目は10月14日(金曜日)結果公表予定

2)提供食の測定後期の学校給食で実際に児童に提供した給食1食分を1週間(5日分)ごとにまとめて測定します。後期の学校給食(10月13日~3月14日)全96食について測定します。

第1回目は10月25日(火曜日)結果公表予定 *第1回目のみ10月13日~21日までの7日分測定