Blog > アーカイブ > 2011-10

2011-10

【ハワイ】 放射性ストロンチウム、ハワイ 島ヒロ(東海岸)で検出

ハワイ島ヒロで、日本の福島第一原子力発電所の事故以来、アメリカ国内では初めて牛乳の中から放射性ストロンチウムが検出されたことを、昨日環境保護庁(EPA)が明らかにしました。
「我々は初めてとなる、牛乳の中のストロンチウムの存在を確認するための分析を完了し、ハワイ島東海岸の町ヒロのサンプルの中から微量のストロンチウム- 89を検出した。」
環境保護庁(EPA)は私にも送られてきた、昨日の公式発表の電子メールの中でこう述べています。
「検出された値は通常の値の27,000倍でしたが、米国食品医薬品局(FDA)によって設定された『原因究明着手』レベルは下回りました。
確かに、米国食品医薬品局(FDA)は 『原因究明着手』は行いません。
(FDAの食品中に含まれるストロンチウム90に関する、原因究明着手の標準値は、4400 PCI / Lです)
環境保護庁は検査結果をPDF形式で公開しました。

核分裂によって生み出される危険な物質の中でも、人間によって作り出される2種類の放射性ストロンチウム、Sr.89とSr.90は、人間と動物の健康にとって最も危険な物質です。
この二つは物質特性がカルシウムに似ているため、人間の骨や脊髄に吸収蓄積されやすく、ガンを引き起こすことが確認されています。
この二つは特に胎児・子供の成長途上の骨に対し、極めて危険です。
EPAは4月4日にヒロに収集されたミルクのサンプル中リットルあたり1.4ピコキュリーのストロンチウム- 89を検出しました。
EPAが定める飲料水中のSr – 89のためのEPAの最大汚染レベルは、1リットル当たり20ピコ・キュリーです。

ストロンチウム89の半減期は50.5日ですが、Sr – 89という名称は時にメタストロンのがん疼痛治療薬の商品名としても使われています。
なぜなら、この薬はストロンチ ウム89が健康な骨を破壊する機序と同じ原理で、急速に成長する骨肉種に集まり、ガン細胞を破壊するからです。
しかしEPAはストロンチウム90の方が半減期が29年と健康への悪影響が長いため「環境の中で最も重要な意味を持つ放射性物質である」としています。
声明によるとEPAは今回の試験ではストロンチウム90を検出しておらず、飲料水中からはいずれのストロンチウムも確認していません。

「ストロンチウムはいったいどこにあるのか?」
これが福島第一原子力発電所の事故以来組織されたフォーラム自由の天使のメンバーも参加している、核監視グループが持つ疑問です。
そしてどこにあるかという問題だけでなく、なぜこれほど有害な放射性物質が、EPAの公表項目の中に含まれないのか?という疑問も残ります。

私が確認した限りEPAはストロンチウムを公表項目には含めていませんが、それはテスト項目にストロンチウムが含まれていないからにほかなりません。
福島第一原子力発電所の事故以来、テスト回数が増えているにもかかわらず、です。

ストロンチウムのテストは放射性セシウムの存在がきっかけでした。
それはヒロ、ヴアーモント州モンペリエ、オークランドの牛乳からも検出され、アイダホ州ボイシカリフォルニア州リッチモンド、ソルトレイクシティ、その他の都市の沈殿物からも検出されています。
EPAの公式発表では、ヒロの牛乳からはまずセシウム134とセシウム137が発見され、4月4日になってストロンチウム89が検出されたとのことですが、発表が28日にずれ込んだ点について、分析に手間取ったためだと説明しています。

「日本の福島第一原子力発電所の放射性物質の拡散に関し、放射性セシウムが検出された場合には…..そのサンプルについて、ストロンチウムの分析が行われます。ストロンチウムの分析には時間がかかる複雑な過程を必要とします。」

セシウムは4月13日の試験でも、ヒロの牛乳から検出されたことが公表されています。

一部のブロガーや活動家は、アメリカはテストでプルトニウムやストロンチウムを検出しているにもかかわらず、そのことを隠している、と非難しています。
こうした批判は、EPAの 環境問題に関する、より高度なデータベース内を検索した結果得られたもののようですが、このデータベースは福島第一原子力発電所の事故に対応し、最近になって公開されました。
以前は科学者だけが利用できるようになっていたものです。
リストで公表されているプルトニウム、ストロンチウムの量はともにごく微小です – たとえば1立方メートルあたり0.0008ピコキュリー、あるいは-0.00013ピコキュリーと、検出エラーを起こすほどに小さな値であり、EPAの公式声明によれば通常『検出不能』とされる値です。

ただし大切なことは、環境実態に関してはたとえマイナスの数値でも、非検出とみなされる数値であっても、すべてのデータの数値を明確にすることです。
なぜならこうした数値は分析にあたる専門家にとって、状況を完全に把握するためには必要だからです。
「非検出」という判断は、環境実態基準に基づく客観的評価により、基準より低いという測定結果が2度以上確認された場合に下されるべきです。

従って、ストロンチウムとプルトニウムの測定値が微小、またはマイナスの値を確認した場合において、「非検出」と公表される可能性があります。
EPAが週末の昨日公表した観測結果では、ヒロ以外の場所では、ストロンチウムとプルトニウムは非検出となっています。
ハワイの環境衛生当局は、これまで牛乳で検出された放射性物質については、 危険性が無い値であることを保証しています。

保健省の環境衛生サービス部門の責任者リン中曽根は、ストロンチウムが危険ではないと述べました。
「結論から言って、健康に影響は無い。」と中曽根は語ります。
「私はそれをデータの読み違いだと理解しており、最新のデータによって健康 に対する危険性は無いと判断できる、というのが私たちの見解です。」
日本から飛来し、ハワイ諸島最大のハワイ島のミルクから検出されたストロンチウム89について、ハワイ・ニュースの中でこのように述べました。

しかし、、ウィスコンシン大学教授ジェフリー・パターソンをはじめとする幾人かの科学者は、放射性核物質の被ばくについて、『安全と言えるレベル』など存在しないと主張しています。
「放射性核物質の被ばくに関しては、原因が食べ物であろうと、水あるいは の他であろうと、安全なレベルなどはありません。ヨウ素131、セシウム137などの放射性核物質の被ばくは、がんの発生率を増加させます。」
「このような理由から、食物と水に含まれる放射性核物質については、その値 を最小にするため最大限の努力を払わなければなりません。」
このように『社会に対する責任を果たす科学者』のサイトに掲載されています。

[ Sr-89のための原因究明着手基準に関する米国食品医薬品局(FDA)の公式見解 ]

「FDAには、ストロンチウム89のための公表された原因究明着手基準はありません。
その理由は、1998年のFDAのガイダンス(2003年のFDAポリシー手順書はそれに基づく)が、もし大量の放射性核物質が放出されることがあれば、それは原子力発電所の事故など、FDAの管轄外の事故によるとの予測に基づき成立しているからです。
ただしそのことは、ストロンチウム89や他の放射性核物質の存在が『放置される』ということではありません。
万一FDAが食品の中に、健康にとって有害となる量の放射性核物質を発見した場合には、FDAは、消費者の健康および安全性を保護するために適切な処置を講ずることになります。」

+ – + – + – + – + – + – + – + – + – + – + – + – + – +

この原稿は、この『星の金貨』をお読みいただいている方からご依頼を受け、翻訳したものです。
科学記事は読んでいて、難しいところもあると思いますが、最後までお読みになられることをお勧めします。

注目していただきたいのは、アメリカの環境保護庁が「放射性セシウムが検出された場合には…そのサンプルについて、ストロンチウムの分析が行われます。」という見解を述べている部分です。

福島第一原子力発電所の事故に関し、日本の放射性物質の検査については、放射性ヨウ素とセシウムのことばかりが取り上げられます。

しかし、過去に【アメリカの原子力施設を襲う大火災〈 老朽化した原子炉からはトリチウム(放射性三重水素)漏出の恐れ 〉】 http://kobajun.chips.jp/?p=672 でご紹介したのですが、トリチウム(放射性三重水素)が米国原子力サイトの四分の三から漏れていた、という事実がありました。
トリチウムが漏出していたのは、すべて福島第一原子力発電所より新しい施設で、当然ながら福島第一原子力発電所からも、事故と関係なくトリチウム(放射性三重水素)が漏れていた可能性があります。
これが事故となれば、相当な量の漏出があった可能性があります。

さらに事故を起こした福島第一原発の原子炉のうち、爆発事故を起こした3号機は『プルサーマル機』、事故により『アクチニドの核種(プルトニウム、アメリシウム、キュリウム)などの低揮発性の放射性核種も放出される可能性がある』とのことです(日本の原子力発電所で重大事故が起きる可能性にMOX燃料の使用が与える影響 / 核管理研究所(NCI)科学部長 : エドウィン・S・ライマン博士 (PhD) – http://kakujoho.net/mox/mox99Lyman.html )。

【厚生労働省】 食品からの被曝「生涯100ミリシーベルト」安全委答申

asahi.com(朝日新聞社)

食品からの被曝(ひばく)による影響を検討していた食品安全委員会は27日、「健康影響が見いだされるのは、生涯の累積でおおよそ100ミリシーベルト以上」とする評価をまとめ、小宮山洋子厚生労働相に答申した。厚生労働省は、緊急対応として使われてきた現在の暫定基準を見直し、新基準案を年明けまでにまとめる見通しだ。
 

 「生涯累積100ミリシーベルト」(原発事故由来ではない自然放射線などを除く)は、新たな正式基準をつくる根拠になる。これまで同委員会は、食品だけでなく環境からの外部被曝も含めて100ミリシーベルトだと解説してきた。

 しかし同日の記者会見でこれまでの説明を訂正。外部被曝は所管外だとして、「外部被曝がほとんどなく、汚染された食品からだけ被曝する状態」を前提にして考えた値だと解説。「内部と外部の合計ではない」と述べ、食品による内部被曝だけで100ミリシーベルトという意味だと強調した。しかし福島県など外部の放射線量が高い地域は現実にはある。外部被曝分をどう考えるのかという問題は、厚労省などに判断を委ねる意向を示した。

 厚労省は、東京電力福島第一原発事故による放射性物質を含んだ食品を1年間摂取した場合の被曝線量を、全年齢平均で約0.1ミリシーベルトと推計している。このままの状態で0歳児が100歳まで生きたとしても、生涯10ミリシーベルト程度という計算になる。

 従来の暫定基準は、食品からの被曝を放射性物質全体で年間17ミリシーベルトを超えないようにするという大枠から、1キロあたりの基準を算定した。放射性セシウムなら野菜や肉類で1キロあたり500ベクレル。この物差しで農水産物の出荷停止措置がとられた。国際放射線防護委員会(ICRP)の換算式によると、成人が1キロあたり500ベクレルのセシウム137を含む食品を200グラム、365日食べ続けると、内部被曝は約0.5ミリシーベルトに相当する。

 小宮山厚労相は新基準について「安全性を確保する必要があり、(暫定基準よりも)厳しくなる」との見通しを示す。ただ検討作業は簡単ではない。生涯累積なので年齢によっても差が出る。子どもは大人より放射線の影響を受けやすい可能性がある、と答申は指摘した。厚労省は31日、薬事・食品衛生審議会を開き、食品安全委の答申を報告する。(小林未来)

【長野県佐久市】 「野生きのこ」の摂取等の自粛について

「野生きのこ」の摂取等の自粛について 

10月26日午後7時30分、長野県から佐久市志賀で採取した「野生きのこ(チャナメツムタケ)」の放射性物質検査の結果、「野菜類のきのこの放射性セシウム」の基準値をこえ、セシウム134が600ベクレル、セシウム137が720ベクレル検出されたとの公表がありました。

市民の皆さんには、野生のきのこを食べないよう、また、出荷、等自粛するようお願いします。
 なお、現在、佐久管内で生産されている室内栽培や原木栽培のきのこからは、放射性物質は検出されておりません。

◆長野県による検査結果 

     【暫定規制値】
          野菜類(きのこ含む)   放射性ヨウ素  :2,000Bq/kg
                           放射性セシウム: 500Bq/kg

発表日 : 10月26日(水)
検 体 : チャナメツムタケ(腐生性きのこ)
放射性ヨウ素(Bq/kg)(I-131) : 不検出
放射性セシウム(単位:Bq/kg)(Cs-134) : 600
放射性セシウム(単位:Bq/kg)(Cs-137) : 720
採取場所/採取年月日/検査機関 : 佐久市/H23.10.24/長野県環境保全研究所

発表日 : 10月26日(水)
検 体 : ムラサキシメジ(腐生性きのこ)
放射性ヨウ素(Bq/kg)(I-131) : 不検出
放射性セシウム(単位:Bq/kg)(Cs-134) : 不検出
放射性セシウム(単位:Bq/kg)(Cs-137) : 不検出
採取場所/採取年月日/検査機関 : 佐久市/H23.10.25/長野県環境保全研究所
 
 
【定量下限値】
  検  体      放射性ヨウ素   放射性セシウム
チャナメツムタケ   24Bq/kg       13~18Bq/kg
ムラサキシメジ    20Bq/kg       28Bq/kg

上記についてのお問い合せ先
佐 久 地 方 事 務 所 林務課        TEL 0267-63-3154
佐久保健福祉事務所 食品・生活衛生課  TEL 0267-63-3165

【埼玉県八潮市】 放射線測定器を貸し出します!( 2011年 6月 14日 登録情報 )

( 2011年 6月 14日 登録情報 )
八潮市では、市民の皆さんが、身近な生活環境等の放射線量を把握することができるよう、市が所有する放射線量計を市民等の皆さんへ貸し出します。

 ご希望の方は、貸出要領をご確認のうえ、事前に電話での予約をお願いいたします。
 また、申請書に必要事項を記入・捺印のうえ、貸出当日に市役所交通防災課までご持参ください。

◆貸出要件
市内に住所を有する方、又は市内に勤務する方であること
◆貸出台数
1人につき1台とする
◆貸出期間
貸出しを受けた日の午前9時~午後0時、または午後1時~午後4時
◆貸出場所
八潮市役所 交通防災課
◆予約受付時間
月~金曜日(※ 土日祝日は除く)
午前8時30分~午後5時15分
◆手続きの流れ
【予約】→電話にて受付いたします
【貸出】→交通防災課窓口にて貸出
※当日、八潮市放射線量計貸出申請書を記入の上ご持参ください。
【返却】→交通防災課窓口へ返却

 ※ 現在、予約が大変混みあっているため、貸出期間について午前9時~午後0時、または午後1時~午後4時の半日単位での貸出とさせていただきますので、ご了承ください。

●休日の貸し出しについて
11月及び12月の日曜日のみ、放射線量計の貸し出しを行います。

申し込みについては、10月11日から電話にて受け付けます。

◆貸出要件
市内に住所を有する方、又は市内に勤務する方であること
◆貸出台数
1人につき1台とする
◆貸出期間
貸出しを受けた日の午前9時~午後0時、または午後1時~午後4時
◆貸出場所
八潮市役所 市民課窓口(1階)
◆予約受付時間
月~金曜日(※ 土日祝日は除く)
午前8時30分~午後5時15分
◆手続きの流れ
【貸出】→市民課窓口にて貸出
※当日、八潮市放射線量計貸出申請書を記入の上ご持参ください。
【返却】→市民課窓口へ返却

ダウンロード
八潮市放射線量計貸出要領(44KB)(PDF文書)
八潮市放射線量計貸出申請書(31KB)(Word文書)

-お問い合わせ-
東北太平洋沖地震緊急対策担当
内線351、352
 
 
【関連製品】
PA-1000 Radi(ラディ)PA-1000 Radi(ラディ)専用 放射能判定キット PA-Kミスターガンマ A2700PA-1000 ラディ KIT 関谷理化

【福島県】 放射線測定器無料レンタルプロジェクト

放射線測定器無料レンタルプロジェクト

◆なぜ放射線測定器の無料レンタルプロジェクトを始めたのか?

福島県の中では、生活空間の中でまだまだ放射線数値が高い場所が沢山あります。
その環境の中で、各個人の自宅や庭などの数値を知らない人も沢山います。
また、自ら、放射線の数値を一生懸命下げようと、自宅の除染、庭の土の表土除去をされているご家庭もあります。
たとえば、窓枠をブラッシング除染し、ガイガーカウンターがあれば目で見える変化がわかります。
少しでも子供達の環境から放射線を遠ざける努力をしている親御さんたちが沢山います。
実際、放射線を遠ざける事により年間、そしてこれから受けるであろう放射線の積算値を下げる事が出来きます。
また、家の庭や、周りで子供たちが遊ぶにしても、数値の高い場所、低い場所を確認、目安にして行動する、これも、子供たちを守る、積算値を下げる手段です。
放射線、低ければ低いほど安全なわけですから、生活範囲での数値の把握の目安になればと考えております。
行政機関などでも1部無料貸し出しはしておりますが、もっと気軽に安全の目安を確保出来ればと願っております。
私もガイガーカウンターを自宅で使用してみました。
逆に不安になる材料になったのも事実です。
しかし、一部、土を5センチくらい削って試してみたところ、数値も下がりました。あくまでも目安ですが、数字が見えることで、行動の後押しになりました。少しでも放射線から遠ざけることによって、子供たちの積算値も下げれると実感した瞬間でもありました。
目に見えない放射線だからこそ、目安でも行動の後押し、除染や生活の補助になればと考えております。
1歩でも前へ進む補助にガイガーカウンター(簡易放射線測定機)を1台でも多くと願っております。

ふくしまWISH

◆貸出ご協力店様

◆貸出方法

◆モニタリング協力のお願い/放射線測定器使用マニュアル

【千葉県柏市】 柏市内における高い放射線量を確認した地点の国による現場確認について

柏市内における高い放射線量を確認した地点の国による現場確認について
お問い合わせ先 資産管理課 / 電話:04-7167-1114 / 更新日 2011年10月23日(日曜日)

10月21日(金)に柏市根戸字高野台457番地3の市有地において、高い空間放射線量等を確認したことを受け、10月23日(日)に文部科学省及び専門機関による現場確認が、下記の通り行われました。

◆日時
 平成23年10月23日(日) 14時15分~16時15分頃まで

◆現場確認者
1.文部科学省 放射線規制室及び原子力災害対策本部
2.独立行政法人 日本原子力研究開発機構

◆状況
文部科学省によると、福島第一原子力発電所による事故の影響の可能性が高いと推定されておりますが、本日の確認を踏まえ、今後具体的に原因の解明を行います。

◆今後の対応
本日の現場確認※を受け、文部科学省が環境省と内閣府と協議し、原因の正確な解明と除染方法を定め、国の指示に基づき、国と連携して除染作業に取りかかります。

(リンク)千葉県柏市内で高い空間線量率が確認された件に関する現地調査の結果について (文部科学省)
※「福島県以外の地域における周辺より放射線量の高い箇所への文部科学省の対応について」(平成23年10月21日)の対応方針が下記の通り示されました。(「3.計測方法等の確認、除染等の対応について」一部抜粋)

・周辺より放射線量の高い箇所(地表から1m高さの空間線量率が周辺より毎時1マイクロシーベルト以上の高い数値が測定された箇所)を発見した場合、文部科学省に連絡します。
・文部科学省は、計測方法及び現場の状況等の確認を行います。
・地表面から1m高さの空間線量率が周辺より毎時1マイクロシーベルト以上高い箇所で、除染が容易でない放射能汚染があると確認された場合、速やかに、市町村と連携して、市町村の要望を踏まえ、除染への支援を行います。
福島県以外の地域における周辺より放射線量の高い箇所への文部科学省の対応について(平成23年10月21日)
 
 
【関連製品】
アロカ TCS-172B 関谷理化ASM-990_489-50 関谷理化TN100 関谷理化PA-1000 ラディ KIT 関谷理化

東京理化学硝子器械工業協同組合 創立50周年

東京理化学硝子器械工業協同組合 創立50周年記念式典
と き:2011年10月22日(土)
ところ:グランドアーク半蔵門


開会の辞
池田理事長より


表彰式
関東経済産業局長表彰より池田理事長へ


TRGK青硝会代表挨拶 
中村代表幹事より


閉会の辞 
草野副理事長より

【東京都江戸川区】 小・中学校、幼稚園、保育園、公園等の砂場の放射線測定結果と対応

小・中学校、幼稚園、保育園、公園等の砂場の放射線測定結果と対応

  (測定の趣旨については、こちらをご覧ください。)

■測定概要について
・対象施設
 小・中学校、幼稚園、保育園、公園等約500施設の砂場

・使用測定機器
 ポータブルガンマスペクトロメータ LB125 ベルトールジャパン株式会社製
 シンチレーションサーベイメータ TCS-172B 日立アロカメディカル株式会社製

・測定方法
 地表面から5センチメートル及び1メートルの高さを、それぞれ30秒間隔で7回読み取り最大値と最小値を除いた5つの値を平均したのち、小数点以下3桁目を四捨五入して有効数字二桁で表示しています。

・委託測定機関
 株式会社 産業分析センター

・測定期間
 8月30日より測定を開始しました。1日あたり10~13施設の測定を予定しています。

■対応について
 今回の測定で毎時0.25マイクロシーベルト以上だった砂場は、使用を一時中止するとともに、年間を通じて毎時0.25マイクロシーベルト以上(年間1ミリシーベルト超)となる可能性を判断するための再測定を行ったのち、砂の入れ替えなど適切に対応していきます。
 注釈 1 ミリシーベルトの持つ意味
 国際放射線防護委員会(ICRP)が2007年に示した、一般の方が平常時の1 年間に受ける放射線量の上限の目安とされるもので、自然放射線や医療で受ける放射線を除きます。生涯を通じて受ける放射線量をできるだけ低く抑えるために設けられたもので、健康に影響を及ぼすか否かを示す基準ではありません。
  〉〉〉 推定被ばく線量(年間)算出方法

■測定結果(速報値であり、後日訂正となる場合があります)
 
■放射線量測定結果一覧(住所順) PDF : 38KB
 
 
 
【関連製品】
アロカ TCS-172B 関谷理化ASM-990_489-50 関谷理化TN100 関谷理化PA-1000 ラディ KIT 関谷理化

【東京都葛飾区】 放射線量の測定予定や測定結果について

放射線量の測定予定や測定結果について更新日 平成23年10月21日

葛飾区における放射線量の測定予定や測定結果についてお知らせします。
本ページは新着順で掲出します。一番上が最新の情報です。

■民有地との境界付近の公道上の空間放射線量の測定について
葛飾区では、「葛飾青空の会」及び「東京公害患者と家族の会葛飾支部」が主に民有地の空間放射線量を測定し、毎時2マイクロシーベルト以上の値が得られたとされる区内14街区について、民有地との境界付近の公道上31地点(1街区当たり2~3地点測定)の空間放射線量の測定(測定器:ALOKA社TCS-172B)を10月19日、20日に行いました。

その結果、公道上の最も高い地点で、地上5センチメートルでは、毎時0.67マイクロシーベルト、地上1メートルでは、毎時0.30マイクロシーベルトでした。

その他の地点では、地上5センチメートルでは、毎時0.13~0.39マイクロシーベルト、地上1メートルでは、毎時0.12~0.23マイクロシーベルトでした。

これから、区では、公園や学校など多くの方が利用する公共施設(既に測定した358の施設を含む約500の施設)について施設内をきめ細やかに測定し、その結果を速やかに公表していくことにします。

(平成23年10月20日掲出)

空間放射線量の測定結果について
区内7箇所で実施している空間放射線量の測定結果をお知らせします。

•月曜日の測定場所:中道公園、本田公園、新小岩公園
•木曜日の測定場所:水元中央公園、金町二丁目ときわ公園、金町公園、高砂北公園
放射線量の測定結果について(10月20日更新) 児童館、学童保育クラブ等の砂場の空間放射線量について
葛飾区では、児童館、金町子どもセンター、学童保育クラブの砂場を対象に、空間放射線量を測定しました。測定結果を下記のとおり、お知らせいたします。

(平成23年10月17日掲出)

児童館、学童保育クラブ等の砂場の空間放射線量について 給食用牛乳の放射性物質検査を実施しました
区立小中学校、保田しおさい学校で提供している牛乳の放射性物質検査を実施しました。検査の結果、放射性物質は検出されませんでした。

(平成23年10月14日掲出)

給食用牛乳の放射性物質検査を実施しました 区立小中学校の砂場の砂の入れ替えを実施しました
9月21日に「砂場の空間放射線量の再測定結果について」でお知らせしたとおり、区立小中学校については、9月26日から10月4日にかけて砂の入れ替えを実施いたしました。砂の入れ替え後の空間放射線量の測定結果をお知らせします。

(平成23年10月12日掲出)

区立小中学校の砂場の砂の入れ替えを実施しました 文部科学省による東京都及び神奈川県の航空機モニタリングの測定結果が公表されました
文部科学省が、東京都及び神奈川県の航空機モニタリングの測定結果について、公表しました。

(平成23年10月7日掲出)

文部科学省による東京都及び神奈川県の航空機モニタリングの測定結果について(PDF形式)
 
 
【関連製品】
アロカ TCS-172B 関谷理化ASM-990_489-50 関谷理化TN100 関谷理化PA-1000 ラディ KIT 関谷理化

【東京都足立区】 区立東渕江小学校の洗浄作業と測定結果について

区立東渕江小学校の洗浄作業と測定結果について(10月20日更新)

■区立東渕江小学校について、昨日までに地表高50㎝の地点において区の指標値0.25マイクロシーベルト/時以上の数値が測定された地点が3箇所ありました。そのうちの1箇所、体育館入口横雨水ますとそれに敷設されている雨水配水管の洗浄を本日行い、区の指標値を下回りました。
 洗浄後の測定結果は、以下のとおりです。

 27.体育館入口横雨水ますD 
 地上5cm:0.25μSv/h、50cm:0.19μSv/h、1m:0.15μSv/h
 ※19日測定分の24.、25.、26.と同地点です

 なお、他地点の低減策実施後の測定結果や他施設での測定結果等につきましては、順次公表いたします。

■区立東渕江小学校の放射線量測定結果と洗浄等作業について(10月19日更新)

 昨日に引き続き、区立東渕江小学校の6地点の放射線量測定を実施しました。
 
【測定箇所】
東渕江小学校施設配置図(地表部分)その2(PDF形式:388kb) ※PDFファイルの丸数字は、測定結果の先頭の番号に対応しています
※1.から18.の測定結果については、18日の更新分に掲載しています

【測定結果】
※単位について μSv/h…マイクロシーベルト/時
 19.北側校舎(トイレ裏)雨どい
 地上5cm:0.24μSv/h、50cm:0.17μSv/h、1m:0.13μSv/h
 20.排水ます(昇降口)上
 地上5cm:0.34μSv/h、50cm:0.19μSv/h、1m:0.15μSv/h
 21.プール更衣室前ます上 
 地上5cm:0.32μSv/h、50cm:0.21μSv/h、1m:0.16μSv/h
 22.プールシャワー排水溝上
 地上5cm:0.12μSv/h、50cm:0.10μSv/h、1m:0.09μSv/h
 23.校舎北側排水ます
 地上5cm:0.53μSv/h、50cm:0.34μSv/h、1m:0.24μSv/h
 24.体育館入口横雨水ますA ※ますの中(地表マイナス30cm)の場所で測定 ※25.26.と同じ場所です
 ますの底から5cm:3.61μSv/h
 25.体育館入口横雨水ますB ※24.26.と同じ場所です
 地上5cm:1.05μSv/h、50cm:0.38μSv/h、1m:0.23μSv/h
 26.体育館入口横雨水ますC ※工事施工後の再測定数値です ※24.25.と同じ場所です
 地上5cm:0.50μSv/h、50cm:0.25μSv/h、1m:0.19μSv/h

測定の結果、地表高50センチメートルの地点で区の指標値である0.25マイクロシーベルト/時以上の地点については、以下のとおり対応します。

●体育館入口横雨水ます
 本日、雨水ますを高圧洗浄し、コンクリートふたを設置した結果、地表高50センチメートルの地点で0.25マイクロシーベルト/時に低減しました。(測定結果の26.)
なお、念のため立ち入りができないよう仮囲いをし、明日以降、雨水ますに目詰まりした土を除去する予定です。

●校舎北側排水ます
 明日以降、高圧洗浄等の作業を実施していきます。
※なお、昨日測定し、指標値以上であった「学童入口横(雨どい)」についても、明日以降、高圧洗浄等の作業を実施していきます。

【この件に関する問合せ先】

各施設に関すること
(小学校)学校施設課 電話:03-3880-5965

放射線対策全般に関すること 
危機管理室 電話:03-3880-5838

■区の今後の放射線対策について(10月18日更新)